美しいグラフィックと
詩的なテキストの"触る絵本"
iPhone ならではの一風変わった方法で読む「Shadows Never Sleep」は、繊細な内面の世界を表現した絵本です。少女の夢とも独り言とも取れる世界を、白い影の美しいグラフィックとタイポグラフィで綴っています。それほどのボリュームはないものの、App Store 公開初期に登場したにも関わらず、iPhone での独創的な操作を使った試みが見られる意欲作です。
フリックとズームで読み進める影たちの内緒話
この変わった絵本にはページという概念はなく、四角い枠で括られたシーンをフリックで移動しながら読み進めていきます。そして、二本指でズームすると、シーンの詳細とも取れる新たなシーンの画面に移っていきます。各シーンには物語としての明確な順序はないものの、グラフィック上の非常にゆるやかな繋がりがあり、絵に導かれるようにシーン間を漂っていく感覚を体験できます。
ぼんやりと描き出された
妖しい魅力を放つ光景
眠りについたあとも、その影は眠らない。Shadows Never Sleep は、影たちが織りなす精神的でぼんやりとした光景を描いています。詩的なテキストと切り絵のような少女の影で構成されたこの作品は、単純にきれいなだけではない妖しい魅力を湛えています。それは夢とも幻ともつかず、独特の浮遊感をともなって iPhone の中に刹那、影たちの世界を展開します。
iPhone で表現され、魅せてくれる、繊細な世界を綴った絵本 Shadows Never Sleep を覗き込んでみませんか。














